FOXニュースがオーソモレキュラーに言及。高用量ビタミンCが妊婦の安全と健康状態の改善に役立つと断言

16.07.27 オーソモレキュラー医学ニュース

オーソモレキュラー医学ニュースサービスー日本語版

国際版編集主幹Andrew W. Saul, Ph.D. (USA)
日本語版監修柳澤 厚生(点滴療法研究会)
溝口 徹(新宿溝口クリニック)姫野 友美(ひめのともみクリニック)
齋藤 糧三(日本機能性医学研究所) 北原 健(日本オーソモレキュラー医学会)
翻訳協力西本貿易株式会社ナチュメディカ事業グループ

* 国際オーソモレキュラー医学会ニュース<日本語版>は自由に引用・配信ができます。引用の際は必ず引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(https://isom-japan.org/)を記載してください。

Andrew W. Saul編集員による論評

(OMNS、2016年7月10日) 数千ミリグラムものビタミンCが妊婦に良いのか? そして、それは実際に良策なのか? 答はどちらもイエスであり、下記のサイトでは、どう見てもそれを肯定している。
http://www.foxnews.com/health/2016/07/10/9-supplements-to-ease-pregnancy-complaints.html .

OMNSでは、高用量ビタミンCによる髄膜炎への効果について医師が書いた論文を、カナダの巨大メディア企業であるポストメディア・ネットワークが台無しにしたことを咎める記事を最近載せたところである。(http://orthomolecular.org/resources/omns/v12n12.shtml

その一方で、長年にわたるオーソモレキュラー式のビタミンサプリメント使用に対して最も肯定的な記事を主要メディアで掲載する勇気があるFOXニュースに称賛を送るのは至極公平なことである。その記事のタイトルは「Nine supplements to ease pregnancy complaints(妊娠時の9大苦痛を和らげるサプリメント)」である。
リンク

栄養医学の最も重要な領域の一つであるFrederick Robert Klenner, MDによる臨床研究について、FOXニュースが以下のとおり報じたことは意義深い。

「Dr. Frederick R. Klennerによって開拓されたこの高用量ビタミンC療法には、分娩後出血や心臓性胎児ジストレスの予防効果、および陣痛の短時間化・軽減効果があることが分かっている。」

興味を持った読者のために高用量の詳細も書かれている。その中で、FOXニュースが私の娘(Helen Saul Case)を引き合いに出したというのは確かに有り難い(おわかりのように、そのあたりに切り口がなければならない)。しかし、ついに世界的な紙上に書かれた下記の数値を見てほしい。

「ビタミンCは靭帯や腱を強くするが、痛みも軽減する。(Helen) Saul Caseが推奨しているビタミンCの摂取量は、妊娠第一期(妊娠3カ月まで)で1日4,000 mg、妊娠第二期(妊娠4~6カ月)で1日6,000 mg、妊娠第三期(妊娠7カ月以降)で1日10,000~15,000 mgである。」

こうした量は、Dr. Klennerの論文「Observations on the Dose and Administration of Ascorbic Acid when Employed Beyond the Range of a Vitamin(1つのビタミンとしての範囲を超えて使用した場合のアスコルビン酸の用量と投与の観察結果)」[1] から直接引用されている。

Dr. Klennerは、この論文で以下のとおり述べている:

「アスコルビン酸サプリメントの経口投与を用いた300を超える連続的な産科症例を観察した結果、妊娠中にアスコルビン酸剤を十分な量使用しないことは過誤に近いと確信した。私が使用したアスコルビン酸の最低量は1日4グラム(4,000 mg)、最高量は1日15グラム(15,000 mg)であった。」

どれくらいよく効くのか知っている医師が直接述べている用量である。

これで、誰もが知ることができる。公知となったからである。

詳細情報の参照先:

1. 全文は下記サイトから無料でダウンロード可能: http://orthomolecular.org/library/jom/1998/pdf/1998-v13n04-p198.pdf
また、他のサイトでも閲覧可能:
http://www.doctoryourself.com/klennerpaper.html
https://www.seanet.com/~alexs/ascorbate/197x/klenner-fr-j_appl_nutr-1971-v23-n3&4-p61.htm
http://www.whale.to/a/klenner1971.html