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【今後の配信方針について】選択するために必要な「情報」を

延長を繰り返していた緊急事態宣言もいよいよ今月で解除となるようです。

ワクチン接種については2回目接種を終えた方が50%を超えたとのニュースも報道されており、歩いていても「やっと打てた」「○○社を打ちたいけど予約が取れない」といった声を時折耳にします。

そしてテレビをつければ新型コロナ(今日ではとりわけワクチン)に関するニュースが多く報道されているように思います。では、テレビをつければ新型コロナに関する正しく・新しい情報が手に入るのでしょうか?

今回はこの“情報”をキーワードに、JSOMウェブメディアにおける配信内容についての今後の方針をお話しさせていただきたいと思います。

打つ自由と打たない自由

ワクチン接種について、厚生労働省のホームページでは接種自体は推奨するとした上で

「接種は強制ではありません。しっかり情報提供を行い、同意がある場合に限り接種が行われる。予防接種を受ける方には予防効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種していただきます。受ける方の同意なく接種が行われることはありません。職場や周りの方へ強制したり、差別的な扱いをしないようにお願いいたします」といった内容が明記されています。

(参考ウェブサイト:新型コロナワクチンの接種についてのお知らせ(厚生労働省))

そんな中、今後「ワクチン・検査パッケージ」の運用が検討されているようです。接種は強制ではないとしながらも、こうした区分を検討しているという事実に対しては矛盾を感じます。必ずしも接種済み=陰性とは限らないのですから。

また、職域接種でも打たない人へのプレッシャーがあるという話も少なくないようです。しかし、もしある人にワクチン接種を強要したとして、その方にワクチンを打ったが故の健康被害が生じた場合、責任を取れる人はいないはずです。

これほど重大な決断(それも自分の体に直接入れるもの)については、他の誰でもない、個人個人がご自身にとってのリスクとベネフィットを比較した上で決めるべきことではないでしょうか。たとえ家族であっても「絶対打」あるいは「絶対打ってよね」と口を出す権利はないと思います。

上記のように職域接種等での接種・未接種により、ただでさえ分断が生まれやすい状況下で「ワクチン・検査パッケージ」が導入されたとしたら、さらなる分断を招く気がしてなりません。仮に導入する場合には、憲法11条・25条に明記される「全ての国民には基本的人権を侵されない/健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保証される形での運用となることを祈るのみです。

ワクチンのリスクとベネフィット、問われるメディアの報道姿勢

何かの情報を知りたいと思った時、どのように情報を得ますか?

ご高齢の方だとテレビやラジオから、若い世代ならtwitter等SNSを活用する人が多いかもしれません。

新型コロナのパンデミックが発生してから、そしてワクチン接種が開始してから、言わずもがなテレビでは新型コロナ(ワクチン)に焦点を当てた報道番組を多く目にするようになりました。

しかし、テレビから受け取る情報のみで重要な知識が網羅できるかと言えば、そういう訳ではないように感じています。

例えば、PCR検査の発表人数はあくまで「陽性者」であり「感染者」数ではないということ。
ワクチンを打っても100%大切な人を守れる保証はないこと(発症予防効果はあるが、感染する可能性がゼロになる訳ではない)。
因果関係不明とはされているものの、ワクチン接種後に亡くなった方がすでに1000名を超えていること。

一部の例ですが、上記のような内容の詳細を丁寧に報道している番組はどの程度あるのでしょう。

少なくとも私がテレビをつけていた時には見たことがありません。一方で、ワクチン接種者数の推移を示したグラフ等は頻繁に目にします。

このように考えた時、テレビによる報道はいくばくか偏りがあるのではないかと思ったのです。何時ぞやかの異物混入問題についても、まるで遠い話かと錯覚するほど現在では忘れ去られたかのようです。

「デメリットを挙げれば恐怖を煽るから良くない」という気持ちや主張も理解できますが、食事やサプリメントのような経口摂取ではなく、体に直接打つものです。

厚生労働省が記載しているように、デメリットについても十二分に把握・理解することは接種対象者全員が持っている権利かと思います。

「コロナに感染しないように老若男女問わず接種推奨」ではなく「このようなべネフィットとリスクがあり、さらに年齢や体格差などによってもこのベネフィット・リスク比は異なる」と伝えるのが正しい報道のあり方ではないかというのが私の一個人としての意見です。

皆様はどのように思われますでしょうか。

JSOMウェブメディアの配信方針

―リスクとベネフィット、双方を十分に理解するー

そのためには、テレビなどのマスメディアからの情報のみでは「リスク」に関する情報が抜けているように見受けられます。そして、ネットにおいても極端な意見が飛び交っている場所もあります。あまりにも様々な情報が散見しているように思います。

そんな中、当学会としてできることは何か?細々とやっているウェブメディアができることは何か、しばらく考え込んでいました。

そこで出たのが「海外などで明らかになっているワクチンに関するリスク面についても伝える」という結論です。

当学会は、栄養素の補充や食習慣・睡眠といった生活習慣改善の重要性を周知することを目的として活動を続けて参りました。しかし、現在進行形で行われていることについてのリスクを知れる場が少ないけれど、情報配信を行うための媒体はすでにある。

であれば「配信するしかない!」といった経緯でございます。

「いやいや、オーソモレキュラーと関係ないじゃないか」とのご叱責もあるかもしれません。

ですが、せめてJSOMウェブメディアをご覧いただいている方には、マスメディアでは取り上げられにくい(表には出にくい)現実に起こっていること・情報も知っていただきたいと考えております。

これに伴いオーソモレキュラー医学に関する情報配信が以前より少なくなる可能性があります。この点、ご不満に感じられる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、何卒ご理解をいただけますと幸いです。

希望者の多くが2回目の接種を終え始めた中、すでにブースター接種についても言及され始めています。テレビで多く発信されているベネフィットについて知っていただくことも重要ですが、リスクも理解した上で接種を決める際の判断材料として当ウェブメディアで配信する情報が一人でも多くの方にお役立ていただければ幸甚に存じます。

ワクチン接種・未接種問わず大切にしたいこと

感染を避けられるに越したことはない。これは全ての方に共通した認識だと思います。

“ブレイクスルー感染”が問題となっている今、また、今後さらなる変異株の発生も考えられる今日、誰でも感染する可能性はゼロではないということを肝に銘じ、ワクチン接種の有無に関わらず、周りへの配慮として最低限の予防対策は怠らずに継続していきたいものです。