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【キーワードはコロナ対策】〜溝口 徹先生の場合〜

コロナウイルスへの対策は人それぞれかと思います。

さて、本稿でお届けするのは4月ウェブセミナーでご講演いただいた先生方へのミニ・インタビュー企画。
(今回、ご都合により石黒 伸先生には伺えませんでした。是非リベンジしたい・・・)

第一弾は溝口 徹先生のコロナ対策をご紹介いたします。先生のお人柄も伺える内容となっています!

※当インタビューは2020年4月26日に行ったものです。現在の先生ご自身の対策・状況とは多少の相違がある可能性があります。その点、ご理解の上、温かくご覧いただけますと幸いです。

こんなサプリメメントを飲んでいます

編集部:“三密”の回避、手洗い・うがい以外で溝口先生が行われている予防対策がありましたら教えてください。

溝口:サプリメントです(即答)このくらい飲んでいます。



ババン!


編集部:カラフル!きれいにまとめられていらっしゃるのですね。どのような種類のサプリメントになりますか?

溝口:この箱は持ち運びに便利で愛用しています。亜鉛、DHA、Bコンプレックス、ビタミンD、ビタミンE、ナイアシン、B12葉酸、 ADEK(ビタミンA,D,E,K配合のサプリメントとのこと)、アミノ酸、ビタミンC、グルタミンですね。

<写真>飲む直前の溝口先生。(それにしてもやはりサプリメントの色合いが素敵ですね。パワーストーンに見えてきました)
※隠し撮りではありません。サービスショットです!

 

〜そう言いながら、それぞれ1回分のサプリメントを乗せて一口でお飲みになられました〜


編集部:ええ!それほどの量、まとめてお飲みになると危険では?(私ならすぐ喉に詰まらせてあの世行き・・・)

溝口:栄養状態が良ければ飲めますよ!

爽やかな笑顔で仰るその一言に、並々ならぬ説得力を感じたのでした。

ストレスにご用心

編集部:サプリメント以外で、何か日頃気をつけていらっしゃることはありますか?

溝口:家に篭もり過ぎないように心がけています。自宅が海の近くなので、時間がある時に波の音を聞きながら散歩しています。免疫という観点からもストレスは大敵です。ストレスを受けると、15分後には粘膜内にIgA抗体が出なくなります。そうなれば、コロナウイルスに関わらず、あらゆる抗原に対する抵抗力が落ちてしまいます。しかも、一度ボーンと大きなストレスを感じると想像以上に長引くので要注意です。

編集部:では、ネガティブなことをずっと考えている場合は・・・

溝口:ウイルスに弱い状態にずっと晒され続ける訳ですね。

ウイルス諸々、体内に入れるべからず

編集部:溝口先生が思う、“免疫力が高い”状態とはどのような状態ですか?

溝口:わかりやすく例を挙げれば「周りのみんなが風邪を引いてるのに、自分は引いてない状態」ではないでしょうか。日頃からサプリメントをどれほど飲んでいても、絶対かからないということではありません。ですが、同じ曝露であれば人よりはかかりにくいだろうな、とは思います。私に関して言えば、今回のようなウイルス感染にはビタミンCが有効なので、普段よりも多めに摂取しています。サプリメントは頭で飲め、と言うくらい「なぜ、これを飲むのか」理解した上で摂取することが重要です。

“免疫が高い”というのが学術的にどうかと言うと、基本的に私たちが抗原曝露されるのは(目も鼻も喉も消化管も)粘膜です。粘膜の機能が高いと、様々なものを体に入れる前に排除できます。そのため、粘膜の良好な状態の維持が非常に望ましいのです。粘膜を守るのは、粘液。その粘液を体の中に生成することが大切ですよ。

編集部:まず、取り込まないことが重要なのですね。

溝口:入った後の防御機構も重要ですが、まずは取り込まないよう意識できると良いですよね。

入る前と入った後では対策も変わる

編集部:ウイルスが入る前の予防としては、どういった栄養素が摂取候補になりますか?

溝口:ビタミンD、ビタミンA、グルタミン辺りですね。一方、入ってしまった後はビタミンCが有効です。なので、もし自分で「喉がイガイガするな」「熱っぽいな」と感じたら、ビタミンCの摂取量を増やします。それから、もしすぐにクリニックに行ける状態だったならビタミンC点滴もプラスします。

編集部:やはり、ウイルス侵入後の対応も早ければ早いほど良いのでしょうか。

溝口:そうですね。それから、先ほどもお伝えしたように、なぜその栄養素を摂る必要があるかを正しく理解することがとっても大切です。

編集部:「これにはこれが効く」といった情報を耳にして何となく摂り始めるのではなく、自分にとって必要な理由を明確にすることですね。

溝口:現代においては、ネット検索という便利なツールがあります。そのおかげで、各栄養素の働きについて大体は把握することができます。ご自分でこれを飲もう、と決める前に今一度確認してもらえたらと思います。

溝口流・ストレスを溜め込まない秘訣

編集部:最後に、溝口先生流・ストレスを溜め込まない秘訣を教えていただきたいです。釣りがお好きという情報をチラッと伺っておりますが。

溝口:釣り、しますね。国内専門です。

編集部:ご自身でサーモンなどをお釣りになられるのですか?

溝口:国内・・・ではなかなかサーモンは釣れませんが(笑) 鯛などが多いですかね〜。

(そう言いつつ、ご自身で釣り上げた鯛のお写真をお見せ下さいました)

編集部:(あぁ、とんだ迷言を。穴があるなら隠れたい・・・)立派な鯛ですね!釣り歴はどのくらいになります?

溝口:何年くらいになるかな。子どもの頃から始めたので、それなりに腕には自信がありますよ!

「趣味を持つこと」の意義

溝口:やはり、趣味というものはかけがえのないものです。私自身はゴルフも好きなのですが、このご時世、直接ゴルフ場に行かずともYouTube動画でも十分に楽しめます。

編集部:動画を見て体感する、もしくは収まってからの楽しみを探すこともできますね。

溝口:それに、趣味に関連した作業も良いですね。釣りなら“道具を作る”、ゴルフなら“ゴルフクラブをピカピカに磨く”などなど。好きなことに対してはこうした作業も楽しみながら行えるものです。

おまけ

編集部:個人的にお聞きしたいことがあります。今の時期に限らず日頃から「絶対これは食べないぞ!」と決めているものはありますか?

溝口:いっぱいあります。カップラーメンやポテトチップスは食べません。食べませんよね?

編集部:少しばかり耳が痛いですね・・・。と言いますと、糖質にも気を使われていますか?

溝口:え!?(絶句) 糖質はそこまで制限していません。イタリアンでパスタを食べない、うな丼のうなぎだけ食べるなんて、嫌ですからね。「うな丼食べたら眠くなる」ことがわかっていれば怖いものはありません。

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