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オゾン療法はなぜ様々な疾患に効くのか
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自然界において、紫外線や雷によってオゾンが生成されることは、古くから知られていました。その一方で、私たちの体内においても免疫細胞が殺菌などにオゾンを活用していることがわかったのは、今世紀に入ってからのことです。オーソモレキュラー医学の定義が、「薬を使うのではなく、すでに身体にある分子を使い、その濃度を変更することによって病態を改善させる治療法」であるならば、オゾン療法はまさしくオーソモレキュラー・メディスンであるといえるでしょう。
オゾン療法はかれこれ100年以上の歴史を持ち、様々な疾患に対する治療として用いられるほか、強力なアンチエイジングの手法としても知られていますが、オゾン療法の作用機序は長い間よくわかっていませんでした。近年になり、ようやくその作用メカニズムが解明されつつあり、今やオゾン療法はEBM(evidence-based medicine、根拠に基づく医療)の仲間入りを果たしたといわれるようになりました。しかしながら、実は生体に対する生理活性作用を有しているのはオゾンそのものではなく、オゾンとの反応生成物だったのです。
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