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C・B・D

〜大麻?だなんて言わせない〜

目次
    今回のタイトル「CBD」について、
    「うん、知ってる」「聞いたことあるよ」という方はどれほどいらっしゃいますか?


    突然のつぶやき、しかも最初のコラムで何故この話題?と首を傾げる方もいらっしゃると思います。
    それはズバリ、Newsweek10月29日号にてこのCBDに関する特集が組まれていたためです。聞いてない、なんて言わないで下さい。
    (ちなみに、こちらには今月始めまで熱い戦いを繰り広げ日本のみならず、世界中に感動を届けてくれたラグビー日本代表についても特集されています。ラグビーファンにはたまらない!)

    さて、CBDはカンナビジオール(大麻草に含まれる化学物質のこと)を指しますが、大麻草と聞くと「えっ?大麻!?」とびっくりする方もいるかもしれませんね。

    ですが、いわゆる「大麻」のようにハイ(酩酊状態)になる成分は含まれませんし、中毒性はなく法に触れる“違法薬物”でもないのです。現在アメリカでは美容・健康業界で大ブームとなっており、CBDを含む商品(飲料・化粧品など)をドラッグストアや大手スーパーマーケットでも目にすることができるようです。

     

    CBDには、様々な作用が期待されています。

    ・不安感の軽減

    ・不眠解消

    ・多発性硬化症の治療

    ・鎮痛作用 など。


    些細なことで不安になったり、そのために眠れぬ夜を過ごす、なんてことが個人的にもありますが、「そんなあなたの救世主!」とドヤッと言わんばかりの顔付きでCBDが私の目前に君臨する日もそう遠くないかもしれません。

    実際、特定疾患への効果が認められたとの研究報告もあり、明確な証拠としてはまだ十分ではないものの、CBDには多くの可能性が含まれているように感じます。

    日本でもCBDオイルの入手は可能ですが、国内では大麻取締法が存在する故、栽培はなかなかリスキー。そのため現時点ではほとんどが輸入品です。ご想像に難くないと思いますが輸入品=値段もそれなりにする商品が多いです。

    今後のCBDの周知・普及には

    1.「違法」なのは大麻に含まれるTHC(酩酊状態を引き起こす成分)という理解の浸透

    2.低コスト化の実現

    3.エビデンスの蓄積

    がポイントになりそうです。
    今後の動向に注目していきたいですね。


    それでは今回はこれにて・・・。


    ※初めてのお届けとなった『編集長コラム』。当メディアにおける箸休め的ポジションに割り当てられたと勝手に自負しておりますので、
    気が向いた時にサラッと読んでいただければ嬉しいです。

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