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【国際栄養医学シンポジウム2022連動記事 第14弾】リベラルメディスン時代を迎える<点滴療法×栄養療法>

この記事の執筆者

鎌倉元気クリニック

一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会 代表理事。鎌倉元気クリニック 名誉院長。 杏林大学医学部卒、同大学院修了。 医学博士。杏林大学医学部内科助教授を経て、2000年〜2008年同大学保健学部救 ... [続きを見る]

2022年9月18日、19日の2日間で開催する「国際栄養医学シンポジウム2022(日本オーソモレキュラー医学会 第4回総会)」では、健康・栄養分野において活躍されている著名な講師陣をお招きし、多彩なプログラムをご用意しています。

さらに今回は、初の試みとなる日本オーソモレキュラー医学会ならびに点滴療法研究会の合同開催となります。

JSOMウェブメディアでは本学会の開催に先立ち、各講師の講演内容について順次ご紹介していきたいと思います!第14回目となる今回は、2日目・19日にご講演いただく柳澤 厚生先生(点滴療法研究会会長/国際オーソモレキュラー医学会会長)の「リベラルメディスン時代を迎える<点滴療法×栄養療法>」をピックアップし、ご紹介いたします。

リベラルメディスン時代を迎える<点滴療法×栄養療法>

2020年3月、WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスのパンデミックを宣言してから、長いコロナ禍が始まった。今回のような非常時において、科学者と政府が対等かつ独立した立場で協力し合い、政策を進めて行くのが本来のあるべき姿ではなかろうか。

ところが、実際に陣頭指揮を執ったのは政治家と一部の製薬企業であることは、多くの国民の目から見ても明らかで、結果として医療への信頼が大きく揺らぐことになった。こうした環境下、私たち点滴療法研究会と日本オーソモレキュラー医学会は常にリベラルな立場で活動し、偏りのないバランスの取れた情報を国民に向けて伝えられるように努めてきた。

新型コロナウイルスが今後地球上から“完全消滅”することはなく、ウイルスとの戦いは長期化し、最終的には新型コロナウイルスと共存する時代を迎えるだろう。自分と大切な人を守るためにも、今、そしてこれからの私たちには「次の時代の先を見越した行動」が必要になる

国際オーソモレキュラー医学会は「『健康なコミュニティにおける集団免疫の獲得』が私たち人類の進むべき道である」と確信している。

今までのライフスタイルを見直し、最適な食事・運動・睡眠に加えて良好なメンタルヘルス、ウイルス感染を防ぐために必要な栄養素(ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、セレン、マグネシウムなど)の補給により、人々は健康的な免疫システムを獲得することが期待される。

このような対策を行っていれば、新型コロナウイルスに感染しても、無症状〜軽度の症状で済む可能性が高い。健康的な免疫を獲得した人々が、免疫力の低い高齢者や病人を囲み保護すること、これこそが「健康なコミュニティにおける集団免疫の獲得」だ。

この戦略は現実的かつ実用的で、すぐにでも取り入れることができる。何よりも、遺伝子ワクチンや抗ウイルス薬と比べてリスクが少なく安全で効果的、そして安価である。


本講演では、さらに「リベラルメディスン」として新しいがん治療、培養上清療法やNMN療法といった先端医療についても解説する。    





※柳澤 厚生先生の講演は、9/19(月・祝)9:00より開始予定となっております。

※国際栄養医学シンポジウム2022へ参加ご希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。

※講演プログラムの演題は配信日時点のものとなります。当日変更となる場合がございますので、その点ご留意いただきますようお願い申し上げます。

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