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血管を制御する一酸化窒素(NO)と口腔内細菌との関係

この記事の執筆者

愛D歯科&矯正歯科

専門科目:抜かない矯正歯科(SH療法)・自費治療・予防歯科・歯科ドックその他

目次

    一酸化窒素(以下、NOと表記)といえば、光化学スモッグを思い浮かべる方もいるかと思います。
    NOが、血管内皮由来弛緩因子(EDRF)として報告されて以来、より多くの人々に知られるようになっています。

    野菜などに多く含まれている硝酸塩は、消化吸収を経て唾液から一部分泌します。口腔内細菌により硝酸塩は、亜硝酸塩に変化し嚥下され、胃の中でNOを発生します。また、一部の口腔内細菌は、NOを産生します。つまり、NOと口腔内細菌は無関係な存在ではないのです。近年、NOと口腔内細菌の関係についての研究が増えています。

    インドのシェティ歯科科学記念学院のKBメナカ先生の研究グループは、2009年5-8月のJ Indian Soc Periodontal.に「歯周炎における炎症マーカーとしての一酸化窒素の評価」を発表しています。

    結論として、歯周炎を有する対象者が、健康な対象者よりも有意に高い亜硝酸塩を血清中に有することを示しました。NO産生は歯周病において増加し、これは我々が疾患進行におけるその役割を理解することを可能にし、そしてNOの選択的阻害は歯周炎の進行を制限することにおいて治療上有用としています。

    よって、NOの産生はバランスが重要であると考えます。

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