夏風邪ウイルスへの抵抗力を高めるために補給したい栄養素のツートップは「ビタミンA」と「ビタミンC」です。
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夏風邪を予防&改善する食材ベスト5!
ジリジリと暑い夏。夏休みもあり楽しみも多い季節ですが、一方で食欲が落ちやすく、体調を崩す人も多いのではないでしょうか。
夏バテや室内外の温度差などによって『夏風邪』に悩まされる人が多いのもこの季節の特徴です。
早く治したいのに長引きやすい夏風邪・・・。そんな夏風邪を予防・改善するために、効果的な栄養素と食材をご紹介します!
なお、夏風邪と普通の風邪の違いについてはこちらの記事にまとめているので、よろしければ合わせてご参照ください!
夏風邪ウイルスへの抵抗力を高めるのはこれだ!
1. ビタミンA
粘膜が弱まり、免疫力が下がることで風邪を引きやすくなります。ビタミンAは粘膜を強化し、免疫を正常化する働きがあります。空調による乾燥によって粘膜がダメージを受けやすい夏には、特に不足しないように気を付けたいですね。
また、ビタミンAは肌や髪の健康を保つ働きもあり、病気の回復を助ける上でも大変優秀な栄養素です。
2. ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用と免疫力を高めてくれる、風邪予防には必要不可欠な栄養素です。免疫力が高まることで体内に侵入したウイルスを弱らせ、細胞内への侵入を防いでくれます。
さらに炎症を抑える作用もあるので、「夏風邪にかかってのどが痛い・・・」というような時にも是非積極的に取り入れていただきたい栄養素です。
夏風邪に負けない!食材ベスト5!
免疫や体力を上げる食材・栄養素を積極的に取り入れることで、夏風邪に負けないカラダづくりをしていきましょう!
ここで、免疫力・体力アップにおすすめな食材ベスト5をピックアップします!
1.キムチ
夏風邪の予防には「発酵食品」が効果的!
キムチは”発酵食品の王様”と呼ばれるほどビタミンが豊富で、ヨーグルトの何十倍もの乳酸菌も含んでいます。腸内環境を整えて、免疫力を高める効果が期待できるのと、夏はこのピリ辛が食欲増進となり、しっかり食べるためにももってこいな食材です。
2.レバー(豚・鶏)
レバーには夏風邪の予防に最適なビタミンAが最も多く含まれ、他にもビタミンB群、タンパク質、ミネラルなど、多くの栄養素を同時に補充できる優れもの。
風邪を引くと、タンパク質やビタミンB群、ミネラル類が大量に消費されてしまいます。ですので風邪予防はもちろん、風邪を引いてしまった時にもおすすめの食材です。
3.しょうが
- 殺菌作用が強い
- 胃腸の働きを活発にする
- 身体を温める
- 食欲を増進させる
風邪の引き始めなどには、しょうがとハチミツ、そしてレモン汁で作ったしょうが湯が効果てきめん!疲労回復効果もあるので、胃が疲れているなと感じたら是非お試しを。
4.卵
アミノ酸の宝石箱、「卵」。私たちの免疫力を高めるために必要な「必須アミノ酸8種類」が全てバランスよく含まれているスーパーフードです。
卵白に含まれる塩化リゾチームは、何とほとんどの風邪薬にも含まれている成分です。温泉卵にすると消化にかかる時間が短縮されるので、胃腸の調子がいまいち…という時におすすめです。
5.夏野菜
やはり、夏風邪に効くのは、何と言っても夏野菜!
季節野菜には、その季節ごとに人間が必要とする栄養素を多く含んでいるもの。かぼちゃやモロヘイヤには、体内でビタミンAに変わるβカロチンが豊富に含まれています。また、トマトには夏の強い紫外線から皮膚を守ってくれる、強力な抗酸化力を誇るリコピンが含まれています。
まとめ
夏の風邪を予防・撃退するには、まずしっかり食べること、そして休むことが大切です。疲れが溜まり栄養が足りていないと夏バテになり、食欲がなく思うように栄養が摂れないといった悪循環に陥ってしまうことも。
食事での栄養補給が難しい時は、サプリメントでの栄養補給が効率的です。また、体内に確実に栄養素を届けるためには、ビタミン類が配合された点滴もおすすめです。最近ではランチタイム等に気軽に栄養点滴が受けられるクリニックも増えてきています。関心をお持ちの方は、お近くのクリニックに相談されてみてはいかがでしょうか。
夏の暑い時期、冷たいジュースやそうめんばかりで体調を壊さないように、体力と免疫力を高めてくれる食材を上手に組み合わせながら、夏風邪の予防と改善をしていきましょう!
※2023/7/5 一部更新
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