「病気をなくす」にはたくさんのビタミンDが必要である

12.03.22 オーソモレキュラー医学ニュース

オーソモレキュラー医学ニュースサービスー日本語版

国際版編集主幹Andrew W. Saul, Ph.D. (USA)
日本語版監修柳澤 厚生(点滴療法研究会)
溝口 徹(新宿溝口クリニック)姫野 友美(ひめのともみクリニック)
齋藤 糧三(日本機能性医学研究所) 北原 健(日本オーソモレキュラー医学会)
翻訳協力西本貿易株式会社ナチュメディカ事業グループ

* 国際オーソモレキュラー医学会ニュース<日本語版>は自由に引用・配信ができます。引用の際は必ず引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(https://isom-japan.org/)を記載してください。

(OMNS、2012年2月12日)
栄養医学について学ぶ方法として、逆にメディアを利用する手もある。医薬品を擁護しているウェブサイトや新聞・雑誌に「読んではいけない」と書かれている本やウェブサイトそのものを読んでみよう。また、こうした医療関係のメディアが、新しい本について大騒ぎし称賛していたら、セカンドオピニオンの出番である。セカンドオピニオンでは鋭い指摘をするオーソモレキュラー医学・ニュースサービスが、初めてのブックレビューをする。
編集者 Andrew W. Saul

執筆者: サンライト栄養健康研究センター(サンフランシスコ) William B. Grant, Ph.D.

David B. Agus, M.D.著The End of Illness(病気の終わり)という本(Free Press, NY, 2011)には、生活習慣の選択肢について優れた指摘がいくつか含まれているかもしれないが、ビタミンDについては大きく的を外している。ビタミンDは、人がずっと必要としてきた天然の化合物である。ビタミンDの役割に関する知識の多くは、ガン[1-4]、循環器疾患[5,6]、糖尿病[5]などの病気、ならびに全死亡率[7]に関する生態学的(地理学的)研究および観察研究から得られたものである。ビタミンDの
効果はよく知られており、複数のレビューにも示されている[8,9]。

Dr. Agusは医師というバックグラウンドがあるので、人体が慣れていない人工化合物である医薬品の効果と副作用を見極めるためには無作為化比較試験(RCT)を実施するというのが普通のことである。第6章「Proceed with Caution(要注意事項)」では、ビタミンDについても同じアプローチを活用しRCTを利用している。彼は、思い通りの結果が得られたRCTを探す代わりに、不成功に終わった2つのRCT(1つは骨関節炎に伴う痛みに関するもの、もう1つは転倒と骨折を対象とし極めて高い年間用量を伴うもの[10])、および血清中の25-ヒドロキシ・ビタミンD[25(OH)D]値と前立腺ガンの発生率に関する観察研究[11]について強調し良い結果のRCTを顧みず、結果が悪かった方のRCTを引用した。ビタミンDによって、ガン[12,13]、股関節部の骨折[14]、A型インフルエンザ[15]、肺炎[16]のリスクが低下し、循環器疾患と診断された後の生存率が高くなり[17]、全死亡率が低くなる[18]ことの十分なエビデンスが、いくつかのRCTで示されている。最近行われたRCTでは、妊婦と授乳婦は1日当たり最低4,000 IUのビタミンDが必要であること、および副作用はないことがわかっている[19]。Dr. Agusは、ビタミンDの補給に関するRCTの包括的レビューをするというより、自論を裏付けるため論文のえり好みをした。それにもかかわらず、すべてのRCTが思い通りの結果をもたらしたわけではない。ビタミンDを用いたRCTで、思い通りの結果が得られたものがそれ以上報告されていないのは、以下の複数の理由による。
・以前の研究の大半にてビタミンDの使用量は1日当たり400 IUに過ぎず、この量はほとんどの健康転帰にとって少なすぎる。
・ビタミンDは多くの種類の疾患に効果があることが、この数年間で確認されている。
・ビタミンDには、食品、サプリメント、太陽紫外線B波(UVB)など、多くの摂取源がある。
・ビタミンDの経口摂取量に対し、血清25(OH) D値にはかなりの個人差がある。

Dr. Agusは、疾患の転帰に関して、ビタミンDのようなものが原因であると見なすことができるか評価するためのもう一つの方法を見逃していた。British Medical Societyの尊敬すべき会長A. Bradford Hillは、1965年の会長演説の中で、生体系における因果関係評価基準について説明した[20]。その基準とは、関連の強さ、一貫性、特異性、一時性、生物学的傾向性、妥当性(メカニズム)、統一性、実験(RCT)および類似性である。後に、除外をする交絡因子とバイアスが追加された[21]。すべての基準を満たす必要はなく、特異性など、ビタミンDに当てはまらないものもいくつかある。しかし、より多くの基準を満たしているほうが良い。Hillの基準により、多種のガン[22]、歯周疾患[23]および多発性硬化症[24]について十分な裏付けが見つかっている。

Dr. Agusは、2008年の国際ガン研究機関(IARC)による報告書[25]を一つの理由として、ビタミンDにガンのリスクを低下させる効果があることを否定した。この報告書の執筆者らは主に皮膚科医であり、皮膚科医というのは、黒色腫と皮膚ガンを防ぐため、日光に当たらないようにさせることを自己の使命と考えている。この報告書は、かなりバイアスがかかっていることが判明している[26]。また、Dr. Agusは、緯度の高い地域のほうがガン罹患率が高く、これはゲノム効果による可能性があると示唆しているが、北欧諸国におけるガン罹患率の職業別比較結果を見ると、この考えが正しくないことがわかる。屋外で行う職業を持つグループでは、屋内で行う職業を持つグループと比較して、少なくとも13種類のガンのリスクが低くなっていたのである[27]。紫外線照射の評価基準は、男性の場合、肺ガンを差し引いた口唇ガンの標準化罹患比であった。これは身体活動によって左右される可能性は低い。

本のカバーに記載されている基本的な推奨事項や、アスピリン、スタチン薬、ならびに毎年のインフルエンザ予防接種については、何らかの問題がある。あるメタ分析によると、様々な疾患の治療を受けているグループでは、アスピリンによって死亡率が約18%低下することが判明したが、概して健康なグループでは、何の効果も見られなかった[28]。10万人を超えるRCT被験者を対象とした別のメタ分析では、全死亡率に対する効果(6%低下)が見られたが、出血性脳卒中、大量出血および胃腸管出血のリスクが高くなっていた[29]。低量のアスピリンを10年間飲んでいたグループでは、約1.3%が消化管出血を患っており[30]、また、アスピリンなどのNSAID(非ステロイド抗炎症薬)を飲んでいたグループのうち、上部消化管出血を患っていたグループでは、約20%が死亡している[31]。このように、健康な人がアスピリンを使用した場合の副作用のリスクは、その効果を上回っている。

一般集団に対するスタチン薬の使用では、良好な予後が得られている。あるレビューでは、スタチン薬によって全死亡率が10~17%低下することが判明している[32]。しかし、スタチン薬の重要な効果の一つは、ビタミンDの効果を高めることであり[33-35]、それならビタミンDだけ摂ったらどうだろう。

インフルエンザの予防接種については、有効であることを示すエビデンスは限られている。10件のRCTを調べたあるレビューによると、18~65歳の成人に対する有効性は59%ということである[36]。また、別のレビューによると、「肺炎などの合併症、入院、およびインフルエンザに特定した死亡率と全死亡率に対するインフルエンザのワクチン接種の有効性を示す良質なエビデンスは、驚くほど限られている(すべてB級やC級であるか、存在していない)」ということである[37]。一方、2004年に行われたレビューによると、「ワクチンの有効性は、臨床的に診断されるケースのインフルエンザの予防においては22%(95% CI = 16-28)、検査で確認されるケースのインフルエンザの予防においては63%(95% CI = 53-71)」ということである[38]。インフルエンザワクチンの有効性に関する報告書に伴う問題の一つに、選択バイアスがある[39]。インフルエンザのワクチン接種に効果がないことを示す研究に、誰が資金を提供し、それを発表するだろうか。

一方、日本の学童に関するRCTでは、1日当たり1200 IUのビタミンD3を摂ることにより、A型インフルエンザのリスクが約64%低下することが判明した[40]。また、カブールで行われたRCTでは、ビタミンDにより、子どもにおける肺炎のリスクが低下することがわかっている[41]。また、ある生態学的研究によると、米国での1918~19年のインフルエンザ大流行時における、肺炎を主因とする死亡率の半分が、日光紫外線B波の照射量によって解明されるということである[42]。2009年に流行したH1N1 亜型インフルエンザを含め、1918~19 に流行したA型インフルエンザに対する効果は、インフルエンザの予防接種もビタミンDも似たようなものと思われる。

Dr. Agusは、ビタミンDの経口摂取を不自然と見なしている。しかし、魚からビタミンDを摂るのも経口摂取であり、そうすることにより人々は、5カ月のビタミンDウィンター(訳註:紫外線を浴びて体内でビタミンDを生成することができない冬の季節)がある北極圏に千年も住むことができたのである[43,44][45] 。(訳註:Referenceには45がありません)

アスピリンと異なり、ビタミンDは、長期間にわたり1日20,000 IU以上摂らないかぎり、副作用はない。この上限を超えると、高カルシウム血症を生じることがある。ビタミンDの研究者たちは、血清中の25(OH)D濃度を 30~40 ng/ml(75~100 nmol/l)に保つことを推奨している[9]。この数値は、米国医学研究所(IOM)が推奨している20 ng/ml(50 nmol/l)と600 IU/日をはるかに上回っている[46]。残念ながら、IOM委員会が信頼しているのは、RCTだけであり、生態学的研究、観察研究および基礎研究から得られたビタミンDの健康効果に関する豊富な情報ではない[47]。また、IOM委員会は、効果が示されているRCTであっても、600 IU/日と20 ng/mlをビタミンDの推奨値として設定するという自己の目標と一致していなければ除外することにしている。Hollisとその同僚による研究[19]もその一つであり、この研究では、妊婦と授乳婦に対し、はるかに高い値を推奨する結果に至っている[48]。内分泌学会(Endocrine Society)では、その後、濃度として30 ng/ml、ビタミンD3の摂取量として1日当たり1500~2000 IUを推奨している[49]。

Dr. Agusはまた、体を動かすことを推奨しており、冠動脈性心疾患による職業別の死亡リスクに関する研究を提示している。1953年に掲載された論文によると、重労働を伴う職業に従事しているグループでは、軽作業に携わっているグループと比較して、死亡率が約半分となっていた[50]。すでに述べたように、北欧諸国にて、作業の多くを屋外で行う職業に従事しているグループでは、ガン罹患率が低くなっている。屋外で体を動かすことにより、ビタミンDの生成が引き起こされるのである。

最後に、ビタミンDの重要性に関する言葉を一つ述べる。これは、紫外線損傷からの保護と、ビタミンD生成との交換取引であり、皮膚色素沈着が、熱帯地方の平野部における非常に濃いものから、北欧における非常に薄いものまで多様であるのは、こうした理由による[43,44]。体内のビタミンDの90%は日光によってもたらされるにもかかわらず、現代の生活習慣では、ほとんどの人が日光から十分なビタミンDを得ることはできない[51]。このため、最適な健康状態を得るのに十分なビタミンDを得るためには、サプリメントも効果的な方法である[52,53]。

医療制度にてビタミンDが好まれていないのは、それが非常に安価なだけでなく、多種類の疾患のリスクを低減できる効果が非常に高いため、収入と利益が少なくなるからである。


参考文献:
大半の参考文献について、http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/ から抄録を見ることができる(著者名およびタイトルの一部を入力して検索すること)。全文が無料閲覧できるリンクも以下に示す。
1. Garland CF, Gorham ED, Mohr SB, Garland FC. Vitamin D for cancer prevention: Global perspective(ガン予防のためのビタミンD:世界的視点). Ann Epi. 2009;19(7):468-83.
2. Grant WB. Relation between prediagnostic serum 25-hydroxyvitamin D level and incidence of breast, colorectal, and other cancers(診断前の血清25-ヒドロキシ・ビタミンD値と、乳ガン、結腸直腸ガンその他のガンの罹患率との関係). J Photochem Photobiol B, 2010;101(2):130-6.
3. Gandini S, Boniol M, Haukka J, et al. Meta-analysis of observational studies of serum 25-hydroxyvitamin D levels and colorectal, breast and prostate cancer and colorectal adenoma(血清25-ヒドロキシ・ビタミンD値と、結腸直腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、結腸直腸腺腫との関係に関する観察研究のメタ分析). Int J Cancer. 2011;128(6):1414-24.
4. Grant WB. Ecological studies of the UVB-vitamin D-cancer hypothesis; review(紫外線B波とビタミンDとガンとの関係に関する仮説の生態学的研究:レビュー). Anticancer Res. 2012;32(1)223-36.
5. Parker J, Hashmi O, Dutton D, et al. Levels of vitamin D and cardiometabolic disorders: systematic review and meta-analysis(ビタミンD値と心血管代謝障害との関係:系統的レビューとメタ分析). Maturitas. 2010;65(3):225-36.
6. Anderson JL, May HT, Horne BD, et al. Relation of vitamin D deficiency to cardiovascular risk factors, disease status, and incident events in a general healthcare population(一般医療集団における心血管系リスク要因、疾患の状態および事象発生に対するビタミンD欠乏の関係). Am J Cardiol. 2010;106(7):963-8.
7. Zittermann A, Iodice S, Pilz S, et al. Vitamin D deficiency and mortality risk in the general population: A meta-analysis of prospective cohort studies(一般集団におけるビタミンD欠乏と死亡リスクとの関係:前向きコホート研究のメタ分析). Am J Clin Nutr. 2012;95(1): 91-100.
8. Holick MF. Vitamin D deficiency(ビタミンD欠乏). N Engl J Med. 2007;357(3):266-81.
9. Souberbielle JC, Body JJ, Lappe JM, et al. Vitamin D and musculoskeletal health, cardiovascular disease, autoimmunity and cancer: Recommendations for clinical practice(ビタミンDと、筋骨格系の健康、循環器疾患、自己免疫、ガンとの関係:臨床診療のための推奨事項). Autoimmun Rev 2010;9:709-15.
10. Sanders KM, Stuart AL, Williamson EJ, et al. Annual high-dose oral vitamin D and falls and fractures in older women: a randomized controlled trial(高齢女性におけるビタミンDの年間高量経口摂取と転倒・骨折との関係:無作為化比較試験). JAMA. 2010;303(18):1815-22.
11. Ahn J, Peters U, Albanes D, et al. Serum vitamin D concentration and prostate cancer risk: A nested case-control study(血清ビタミンD濃度と前立腺ガンのリスクとの関係:コホート内症例対照研究). J Natl Cancer Inst. 2008;11:796-804. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://jnci.oxfordjournals.org/content/100/11/796.full.pdf+html
12. Lappe JM, Travers-Gustafson D, Davies KM, et al. Vitamin D and calcium supplementation reduces cancer risk: results of a randomized trial(ビタミンDとカルシウムの補給によるガンのリスク低下:無作為化試験の結果). Am J Clin Nutr. 2007;85(6):1586-91. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.ajcn.org/content/85/6/1586.full.pdf+html
13. Bolland MJ, Grey A, Gamble GD, Reid IR. Calcium and vitamin D supplements and health outcomes: a reanalysis of the Women’s Health Initiative (WHI) limited-access data set(カルシウムとビタミンDのサプリメントと健康転帰との関係:女性健康イニシアティブ(WHI)によるアクセス制限データセットの再分析). Am J Clin Nutr. 2011;94(4):1144-9.
14. Bischoff-Ferrari HA, Willett WC, Wong JB, et al. Prevention of nonvertebral fractures with oral vitamin D and dose dependency: a meta-analysis of randomized controlled trials(ビタミンDの経口摂取による非脊椎骨折の予防および用量依存性:無作為化比較試験のメタ分析). Arch Intern Med. 2009;169(6):551-61. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://archinte.ama-assn.org/cgi/reprint/169/6/551
15. Urashima M, Segawa T, Okazaki M, et al. Randomized trial of vitamin D supplementation to prevent seasonal influenza A in schoolchildren(学童における季節性A型インフルエンザ予防のためのビタミンD補給に関する無作為化試験). Am J Clin Nutr. 2010;91(5):1255-60. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.ajcn.org/content/91/5/1255.full.pdf+html
16. Manaseki-Holland S, Qader G, Isaq Masher M, et al. Effects of vitamin D supplementation to children diagnosed with pneumonia in Kabul: a randomised controlled trial(カブールにおける、肺炎と診断された子どもへのビタミンD補給の効果:無作為化比較試験). Trop Med Int Health. 2010;15(10):1148-55.
17. Vacek JL, Vanga SR, Good M, et al. Vitamin D Deficiency and Supplementation and Relation to Cardiovascular Health(ビタミンDの欠乏と補給、および心臓血管の健康との関係). Am J Cardiol. 2012;109(3):359-63.
18. Autier P, Gandini S. Vitamin D supplementation and total mortality: a meta-analysis of randomized controlled trials(ビタミンD補給と全死亡率との関係:無作為化比較試験のメタ分析). Arch Intern Med. 2007;167(16):1730-7.
19. Hollis BW, Johnson D, Hulsey TC, et al. Vitamin D supplementation during pregnancy: double-blind, randomized clinical trial of safety and effectiveness(妊娠期間中のビタミンD補給:安全性と有効性に関する二重盲検無作為化臨床試験). J Bone Miner Res. 2011;26(10):2341-57.
20. Hill AB. The environment and disease: Association or causation?(環境と疾患:関連か、因果関係か?) Proc R Soc Med. 1965;58:295-300.
21. Potischman N, Weed DL. Causal criteria in nutritional epidemiology(栄養疫学における因果関係評価基準). Am J Clin Nutr. 1999;69(6):1309S-1314S. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.ajcn.org/content/69/6/1309S.full.pdf+html
22. Grant WB. How strong is the evidence that solar ultraviolet B and vitamin D reduce the risk of cancer? An examination using Hill’s criteria for causality(日光紫外線B波とビタミンDによるガンのリスク低下のエビデンスがいかに強力か? Hillの因果関係評価基準を用いた審査). Dermato-Endocrinology. 2009;1(1):17-24. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.landesbioscience.com/journals/dermatoendocrinology/006-Grant2DE1-1.pdf
23. Grant WB, Boucher BJ. Are Hill’s criteria for causality satisfied for vitamin D and periodontal disease?(ビタミンDと歯周疾患との関係ではHillの因果関係評価基準が満たされているか?) Dermato-Endocrinology. 2010;2(1):30-36. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3084963/pdf/de0201_0030.pdf
24. Hanwell HE, Banwell B. Assessment of evidence for a protective role of vitamin D in multiple sclerosis(多発性硬化症におけるビタミンDの保護的役割に関するエビデンスの評価). Biochim Biophys Acta. 2011;1812(2):202-12.
25. IARC Working Group Report 5: Vitamin D and Cancer(ビタミンDとガンとの関係), Lyon, France (Nov. 25, 2008) 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.iarc.fr/en/publications/pdfs-online/wrk/wrk5/index.php
26. Grant WB. A critical review of Vitamin D and Cancer: A report of the IARC Working Group on vitamin D(ビタミンDとガンとの関係に関する批判的レビュー:IARCのビタミンD作業部会による報告書). Dermato-Endocrinology. 2009;1(1):25-33. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.landesbioscience.com/journals/dermatoendocrinology/007-Grant3DE1-1.pdf
27. Pukkala E, Martinsen JI, Lynge E, et al. Occupation and cancer – follow-up of 15 million people in five Nordic countries(職業とガンとの関係:北欧5カ国における1,500万人の追跡). Acta Oncol. 2009;48:646-790.
28. Simpson SH, Gamble JM, Mereu L, Chambers T. Effect of aspirin dose on mortality and cardiovascular events in people with diabetes: a meta-analysis(糖尿病がある人における、死亡率と循環器疾患発症に対するアスピリン用量の影響:メタ分析). J Gen Intern Med. 2011;26(11):1336-44.
29. Raju N, Sobieraj-Teague M, Hirsh J, et al. Effect of aspirin on mortality in the primary prevention of cardiovascular disease(循環器疾患の一次予防における、死亡率に対するアスピリンの影響). Am J Med. 2011;124(7):621-9.
30. McQuaid KR, Laine L. Systematic review and meta-analysis of adverse events of low-dose aspirin and clopidogrel in randomized controlled trials(無作為化比較試験における低用量のアスピリンとクロピドグレルの有害事象に関する系統的レビューとメタ分析). Am J Med. 2006;119(8):624-38.
31. Straube S, Tramèr MR, Moore RA, et al. Mortality with upper gastrointestinal bleeding and perforation: effects of time and NSAID use(上部消化管出血および上部消化管穿孔による死亡率:時間およびNSAIDの使用による影響). BMC Gastroenterol. 2009;9:41.
32. Tonelli M, Lloyd A, Clement F, et al. Efficacy of statins for primary prevention in people at low cardiovascular risk: a meta-analysis(心血管系リスクが低い人におけるスタチン薬の一次予防効果:メタ分析). CMAJ. 2011;183(16):E1189-202.
33. Bhattacharyya S, Bhattacharyya K, Maitra A. Possible mechanisms of interaction between statins and vitamin D(スタチン薬とビタミンDとの相互作用として考えられるメカニズム). QJM. 2012 Feb 9. [印刷物に先行した電子出版]
34. Sathyapalan T, Shepherd J, Arnett C, et al. Atorvastatin increases 25-hydroxy vitamin D concentrations in patients with polycystic ovary syndrome(多嚢胞性卵巣症候群の患者における25-ヒドロキシ・ビタミンD濃度のアトルバスタチンによる増加). Clin Chem. 2010;56(11):1696-700.
35. Yavuz B, Ertugrul DT, Cil H, et al. Increased levels of 25 hydroxyvitamin D and 1,25-dihydroxyvitamin D after rosuvastatin treatment: a novel pleiotropic effect of statins?(ロスバスタチンによる治療後の25-ヒドロキシ・ビタミンD値と1,25-ジヒドロキシ・ビタミンD値の増加:スタチン薬による新たな多面的効果?) Cardiovasc Drugs Ther. 2009;23(4):295-9.
36. Osterholm MT, Kelley NS, Sommer A, Belongia EA. Efficacy and effectiveness of influenza vaccines: a systematic review and meta-analysis(インフルエンザワクチンの有効性と効果:系統的レビューとメタ分析). Lancet Infect Dis. 2012;12(1):36-44.
37. Michiels B, Govaerts F, Remmen R, et al. A systematic review of the evidence on the effectiveness and risks of inactivated influenza vaccines in different target groups(種々の標的集団における不活性化インフルエンザワクチンの効果とリスクに関するエビデンスの系統的レビュー). Vaccine. 2011;29(49):9159-70.
38. Villari P, Manzoli L, Boccia A. Methodological quality of studies and patient age as major sources of variation in efficacy estimates of influenza vaccination in healthy adults: a meta-analysis(健康な成人におけるインフルエンザワクチン接種の有効性予測におけるばらつきの主要原因としての、研究の方法論的な質および患者年齢:メタ分析). Vaccine. 2004;22(25-26):3475-86.
39. Baxter R, Lee J, Fireman B. Evidence of bias in studies of influenza vaccine effectiveness in elderly patients(高齢患者におけるインフルエンザワクチンの効果の研究におけるバイアスのエビデンス). J Infect Dis. 2010;201(2):186-9.
40. Urashima M, Segawa T, Okazaki M, et al. Randomized trial of vitamin D supplementation to prevent seasonal influenza A in schoolchildren(学童における季節性A型インフルエンザ予防のためのビタミンD補給に関する無作為化試験). Am J Clin Nutr. 2010;91(5):1255-60. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.ajcn.org/content/91/5/1255.full.pdf+html
41. Manaseki-Holland S, Qader G, Isaq Masher M, et al. Effects of vitamin D supplementation to children diagnosed with pneumonia in Kabul: a randomised controlled trial(カブールにおける、肺炎と診断された子どもへのビタミンD補給の効果:無作為化比較試験). Trop Med Int Health. 2010;15(10):1148-55.
42. Grant WB, Giovannucci E. The possible roles of solar ultraviolet-B radiation and vitamin D in reducing case-fatality rates from the 1918-1919 influenza pandemic in the United States(米国における1918~1919年のインフルエンザ大流行による致命率の低下において日光紫外線B波とビタミンDが果たしたと考えられる役割). Dermato-Endocrinology 2009;1(4):215-9. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.landesbioscience.com/journals/dermatoendocrinology/Grant1DE1-4.pdf
43. Jablonski NG, Chaplin G. The evolution of human skin coloration(ヒトの皮膚色の進化). J Hum Evol. 2000;39(1):57-106. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.pnas.org/content/107/suppl.2/8962.full.pdf+html
44. Jablonski NG, Chaplin G. Colloquium paper: human skin pigmentation as an adaptation to UV radiation(発表論文:紫外線放射への適応方法としてのヒトの皮膚色素沈着). Proc Natl Acad Sci U S A. 2010;107 Suppl 2:8962-8. 45. Webb AR, Engelsen O. Calculated ultraviolet exposure levels for a healthy vitamin D status. Photochem Photobiol. 2006;82(6):1697-703.
46. Ross AC, Manson JE, Abrams SA, et al. The 2011 report on dietary reference intakes for calcium and vitamin D from the Institute of Medicine: what clinicians need to know(米国医学研究所によるカルシウムとビタミンDの食事摂取基準に関する2011年度報告書:臨床医が知っていなければならないこと). J Clin Endocrinol Metab. 2011;96(1):53-8. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://jcem.endojournals.org/content/96/1/53.full.pdf+html
47. Holick MF. The D-batable institute of medicine report: a D-lightful perspective(「D」ベータブルな(疑わしい)米国医学研究所の報告書:「D」ライトフルな(喜ばしい)視点). Endocr Pract. 2011;17(1):143-9.
48. Hollis BW, Wagner CL. Vitamin D requirements and supplementation during pregnancy(妊娠期間中のビタミンDの必要量と補給). Curr Opin Endocrinol Diabetes Obes. 2011;18(6):371-5.
49. Holick MF, Binkley NC, Bischoff-Ferrari HA, et al. Evaluation, treatment, and prevention of vitamin D deficiency: an Endocrine Society Clinical Practice Guideline(ビタミンD欠乏の評価、治療および予防:内分泌学会による臨床診療指針). J Clin Endocrinol Metab, 2011;96(7):1911-30.
50. Morris JN, Heady JA, Raffle PA, et al. Coronary heart disease and physical activity of work(冠動脈性心疾患と、仕事の身体活動度との関係). Lancet 1953;2:1053-7.
51. Holick MF. Vitamin D and sunlight: strategies for cancer prevention and other health benefits(ビタミンDと日光:ガン予防およびその他の健康効果のための戦略). Clin J Am Soc Nephrol. 2008;3(5):1548-54.
52. Grant WB. In defense of the sun: An estimate of changes in mortality rates in the United States if mean serum 25-hydroxyvitamin D levels were raised to 45 ng/mL by solar ultraviolet-B irradiance(日光の擁護:日光紫外線B波照射により平均血清25-ヒドロキシ・ビタミンD濃度を45 ng/mLまで高めた場合の米国における死亡率の変化予測). Dermato-Endocrinology, 2009;1(4):207-14. 全文は以下のサイトから無料でダウンロード可能: http://www.landesbioscience.com/journals/dermatoendocrinology/Grant3DE1-4.pdf
53. Grant WB. An estimate of the global reduction in mortality rates through doubling vitamin D levels(ビタミンD値の倍加による世界的な死亡率低下の予測). Eur J Clin Nutr. 2011;65:1016-26.
日本語訳監修:北原 健(日本オーソモレキュラー医学会)